rady 俺より強い奴に、会いに行く

妊娠27週突入40歳

元気で健康な子供を産むモモorサキです

理由は

外から胎動が見える様になった記念💗

数日前から

目で確認出来る様な気はしていたんでやんすよ

薄々。

しかし

赤ちゃんって忍びの者気質なのか

私がサッと見た時には

シーン

むむ！さっきまで動いていたのに！

そんなやり取りが何度も続いた。

お風呂の湯船の中でも

ん？動いた！！

よし！っと見つめ続ける事にすると

動かない。

じーーーー。

おーい。

んーーー。

なーんだ、やっぱり、まだ目で確認は無理かと

目を話すと

「嘘だよん♪」とばかりにダイナミックに動き出すベイビー。

ぐぬぬ！やりおったな！

我が子にもてあそばれる私。

しかしです。

ありがとうございます。

今日、とうとう

動きを捉える事に成功！！！

寝転んでいる時

目で見てわかる胎動きたー！！！！！！！！！！

お腹が波打ったのです！！

おおおぉー！！！

なんだ！やっぱり、君、動いていたのではないか！！

我が子の元気な様子を目でも見れるなんてすごい！

記念日だー！！わーい！

3月10日から妊娠8ヶ月になる私ですが

ここらで、体調について記しておきます！

今の所お腹を蹴られて痛いはないです。

あと、こむら返り？！

足がつる！もなし。

便秘もなし。だけど

1日5回とかあるのが普通の私からすると

2回〜3回になり、減った感はある。

めまいは少しあるけど、悩むほどではない。

咳もピークを過ぎ、最近はほぼなし。

食欲はすごくある！我慢するのが大変！

お腹が大きくなってきた感覚は

ここ2週間近くでぐっと増した。

お腹が張って痛いはないけど

横腹がつる時があって、その時はけっこう痛い。キリキリする感じ。

一度気に食べすぎると苦しくて動けなくなるとかはある。

そんな感じで

大きな体調不良はなし。

精神は、今日みたいに晴れた日は

結構いい感じ！

でも、明日は雨なんだっけ？

もしそうならば

1000円カットで髪を切って来ようかな。

そんな感じで

目でわかる胎動バンザーイ！！！

ワクワクする事

ドキドキする事

死ぬまでしたいってYUKIちゃんの言葉

まじ納得！

絶対出産後は

子育て以外の野望は

体型戻して

パート再開して

大好きなRady買い占めるぞ！

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2017年9月20日。

A病院入院2日目。
 
 

昨日行われた無許可での抗がん剤投与事件は、
 

A病院に対する信頼を瞬時に失いました。
 

 

最後の可能性と信じた、

 

肝動注化学療法の継続を諦める決断を、

 

本来はここでするべきでした。

 

 

でもここまで来てしまった。
 

凶と出る可能性が限りなく高くても、まだ決まった訳じゃない。
 

とにかく肝動注を開始する事が大切。
 

 

もう後にはひけない癌難民の苦しい心境がそこにありました。
 

 

そのためには辛い手術を乗り越えなければならない。
 

今の妻に耐えられるのか？
 

この病院の医療を信じても良いのか？
 

進むか退くか。
 

苦しい決断を強いられ、私の精神状態もボロボロに近かったと思います。
 
 

そしてこの日。
 

今まで病気の事をひた隠しにしていた、幼稚園のバス停のママ友に、

 

妻の病気の事をカミングアウトする日でもありました。
 

 
「朝、子供達をバスで送った後。少しお話があります。」とだけグループラインで伝えてありました。

 

全部で7名。
 

妻とバス停のママ友とは半年足らずの付き合いでしたが、同じ幼稚園に通う、同じ地域のママとしての縁がありましたから、
 

ちゃんと妻の今の状態をお伝えする事にしました。
 

泣いて下さる方。
 

心から心配して下さる方。
 

頼りにして欲しいと言って下さる方。
 
 

本来であれば、子供達の成長の喜びを、

 

末永く分かち合える新しい友人にもなれる方々でしたが、

 

残念な報告となりました。
 

 

同じ地域ですから、通う小学校は同じ。

 

また御縁があるかもしれませんが、その時には妻はもういません。

非常に残念でなりません。
 

 

その後、A病院に向かい妻を見舞いました。

 

肝心の妻の状態は、朝から体調がかなり良くない。

 

38度の発熱と嘔吐。
 

 
昨夜は、

環境が変わった事と無許可抗がん剤投与事件で興奮したのか、

 

睡眠薬を飲んでも眠れなかったようです。
 

 

妻のトレードマークである食欲も無く、
 

たったの一日で一気に状態が悪化しました。
 
 

腫瘍熱に関しては、以前から度々発生していたものでしたが、

 

嘔吐だけは何度見ても慣れません。

 

傍から見ていて本当に辛いものです。

 

制吐剤で何とか落ちついたものの、やはり体は限界に来ている。

 

5FUの点滴だけでも副作用は強く現れていました。
 
 

そして、この日はもう。

 

誰の目から見ても明らかでした。
 

 

明らかなせん妄の症状。
 
 

会話をしても呂律が回らず。
 

 

忘れるはずもない簡単な言葉が出てこない。
 

昨日言った事を忘れている。
 

会話中に寝そうになる。
 
 

ショックでした。

 

 

昨日の入院する前はあんなにハイテンションで、
 

ハヤシライスを幸せそうな笑顔で食べていた妻の姿は、

 

もう微塵にも見られません。
 
 

せん妄は環境が変わったストレスで悪化するといいます。
 

 

このA病院から感じる異質な雰囲気と、医療に対する不信感が、せん妄出現のトリガーとなったのかもしれません。
 

 
妻には笑顔がなく、
 

表情も感情もなく。
 

 
ぼっーと宙を眺めているだけ。

 

恐れていたせん妄の出現。
 

その日がついに訪れてしまいました。
 
 

これがせん妄の始まり。

 

これから先、妻と大事な会話がしたい時に、

 

このせん妄にたびたび邪魔をされていました。

 

 

でも。

 

せん妄というのは人格を変えるもの、

 

そんな先入観がありましたが、

 
妻のせん妄は、そんな事はありません。
 
いつも優しいせん妄でした。
 
 

こんな言い方をしてもピンと来ないかもしれません。
 

せん妄に「優しい」なんて形容詞は全く似合わないもの。
 

 
せん妄で暴れる人、徘徊する人、人が変わったように怒り出す人。時には暴力も。
 

私はそんな状況になる事を覚悟していました。
 

 
でも妻のせん妄は最後までそんな事は一切ありませんでした。
 
人に迷惑をかけない。
 

優しいせん妄。
 
 

ただ静かに眠る。
 

目を覚まして、私と目が合うと、
 

私や子供達を気遣う言葉をかけ、
 

また眠りにつく。
 

 

まともには会話は出来ないけど。
 

優しい妻らしさは最期まで消える事はない。
 

そんなせん妄でした。
 

 

A病院で行った肝動注化学療法。
 

環境を大きく変え、せん妄が出現する程のストレスを抱えながら、

 

さらに手術も乗り越えなければならない。
 

そんなリスクを冒してまで挑む価値が果たしてあったのか。
 

 
悲しい未来はもう避けられない。
 

それは事実。
 

でもその日が訪れるを少しでも遅らせたい。
 

 
明日は手術の日。
 

手術さえ乗り切れば治療が開始出来るはず。
 
 

状態が悪くなればなるほど、
 

後には退けない悩ましさ。
 
 

虚ろな目をした妻の隣に座り、
 

私も目を瞑りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年9月20日。

A病院入院2日目。
 
 

昨日行われた無許可での抗がん剤投与事件は、
 

A病院に対する信頼を瞬時に失いました。
 

 

最後の可能性と信じた、

 

肝動注化学療法の継続を諦める決断を、

 

本来はここでするべきでした。

 

 

でもここまで来てしまった。
 

凶と出る可能性が限りなく高くても、まだ決まった訳じゃない。
 

とにかく肝動注を開始する事が大切。
 

 

もう後にはひけない癌難民の苦しい心境がそこにありました。
 

 

そのためには辛い手術を乗り越えなければならない。
 

今の妻に耐えられるのか？
 

この病院の医療を信じても良いのか？
 

進むか退くか。
 

苦しい決断を強いられ、私の精神状態もボロボロに近かったと思います。
 
 

そしてこの日。
 

今まで病気の事をひた隠しにしていた、幼稚園のバス停のママ友に、

 

妻の病気の事をカミングアウトする日でもありました。
 

 
「朝、子供達をバスで送った後。少しお話があります。」とだけグループラインで伝えてありました。

 

全部で7名。
 

妻とバス停のママ友とは半年足らずの付き合いでしたが、同じ幼稚園に通う、同じ地域のママとしての縁がありましたから、
 

ちゃんと妻の今の状態をお伝えする事にしました。
 

泣いて下さる方。
 

心から心配して下さる方。
 

頼りにして欲しいと言って下さる方。
 
 

本来であれば、子供達の成長の喜びを、

 

末永く分かち合える新しい友人にもなれる方々でしたが、

 

残念な報告となりました。
 

 

同じ地域ですから、通う小学校は同じ。

 

また御縁があるかもしれませんが、その時には妻はもういません。

非常に残念でなりません。
 

 

その後、A病院に向かい妻を見舞いました。

 

肝心の妻の状態は、朝から体調がかなり良くない。

 

38度の発熱と嘔吐。
 

 
昨夜は、

環境が変わった事と無許可抗がん剤投与事件で興奮したのか、

 

睡眠薬を飲んでも眠れなかったようです。
 

 

妻のトレードマークである食欲も無く、
 

たったの一日で一気に状態が悪化しました。
 
 

腫瘍熱に関しては、以前から度々発生していたものでしたが、

 

嘔吐だけは何度見ても慣れません。

 

傍から見ていて本当に辛いものです。

 

制吐剤で何とか落ちついたものの、やはり体は限界に来ている。

 

5FUの点滴だけでも副作用は強く現れていました。
 
 

そして、この日はもう。

 

誰の目から見ても明らかでした。
 

 

明らかなせん妄の症状。
 
 

会話をしても呂律が回らず。
 

 

忘れるはずもない簡単な言葉が出てこない。
 

昨日言った事を忘れている。
 

会話中に寝そうになる。
 
 

ショックでした。

 

 

昨日の入院する前はあんなにハイテンションで、
 

ハヤシライスを幸せそうな笑顔で食べていた妻の姿は、

 

もう微塵にも見られません。
 
 

せん妄は環境が変わったストレスで悪化するといいます。
 

 

このA病院から感じる異質な雰囲気と、医療に対する不信感が、せん妄出現のトリガーとなったのかもしれません。
 

 
妻には笑顔がなく、
 

表情も感情もなく。
 

 
ぼっーと宙を眺めているだけ。

 

恐れていたせん妄の出現。
 

その日がついに訪れてしまいました。
 
 

これがせん妄の始まり。

 

これから先、妻と大事な会話がしたい時に、

 

このせん妄にたびたび邪魔をされていました。

 

 

でも。

 

せん妄というのは人格を変えるもの、

 

そんな先入観がありましたが、

 
妻のせん妄は、そんな事はありません。
 
いつも優しいせん妄でした。
 
 

こんな言い方をしてもピンと来ないかもしれません。
 

せん妄に「優しい」なんて形容詞は全く似合わないもの。
 

 
せん妄で暴れる人、徘徊する人、人が変わったように怒り出す人。時には暴力も。
 

私はそんな状況になる事を覚悟していました。
 

 
でも妻のせん妄は最後までそんな事は一切ありませんでした。
 
人に迷惑をかけない。
 

優しいせん妄。
 
 

ただ静かに眠る。
 

目を覚まして、私と目が合うと、
 

私や子供達を気遣う言葉をかけ、
 

また眠りにつく。
 

 

まともには会話は出来ないけど。
 

優しい妻らしさは最期まで消える事はない。
 

そんなせん妄でした。
 

 

A病院で行った肝動注化学療法。
 

環境を大きく変え、せん妄が出現する程のストレスを抱えながら、

 

さらに手術も乗り越えなければならない。
 

そんなリスクを冒してまで挑む価値が果たしてあったのか。
 

 
悲しい未来はもう避けられない。
 

それは事実。
 

でもその日が訪れるを少しでも遅らせたい。
 

 
明日は手術の日。
 

手術さえ乗り切れば治療が開始出来るはず。
 
 

状態が悪くなればなるほど、
 

後には退けない悩ましさ。
 
 

虚ろな目をした妻の隣に座り、
 

私も目を瞑りました。