まさか...この俺が...日本のクレジットカードの審査に落ちるとは...
生まれて初めてのことでした。
日本では還暦を迎えたオッサンがクレジットカードを申し込む時に申し込み用紙の職業欄に無職と書いて申請したらどのクレジットカード会社からもお断りの手紙が届くのです。
日本では還暦を迎えた無職のオッサンはゴミ扱いなんです。
私はアメリカのCITIBAK発行のクレジットカード3枚とAMEXのゴールドを持っているので、日本のクレジットカードなんかを取得する必要はないと思っていたのですが、それは大間違いだったのです!
アメリカ発行のクレジットカードを日本で使用すると円からドルに換算費用がかかってしまうのですが、その費用がかからないクレジットカードを持っていますので、日本のクレジットカードを取得する必要があるとは夢にも思いませんでした。
以前の日記に書きましたが、私は日本に帰国してNTTのDocomoでiPhone 12を買いました。
嫁さんは去年アメリカで買ったiPhoneにDocomoのSIMを入れました。
つまり嫁さんと私のiPhoneは日本のDocomo版になったのです。
そしたらDocomo版の我々のiPhoneはマトモに機能しなくなったのです。
と言うのはApple IDに登録されているクレジットカードが日本で発行されたものでないとDocomoのアプリがダウンロードできないようになっているのです。
DocomoのアプリがiPhoneで使えなければ全ての設定(利用明細照会やEメールアドレスの設定など全て)が出来ないのです。
そんな馬鹿なことがあるのか?
アメリカのクレジットカードでDocomoのアプリがダウンロード出来る方法がないのか?
Docomo店の店員さんは「それはお客様のApple IDの設定ミスだと思います。」と平然と真っ赤な嘘を言うのです。
全く話になりませんでした。
だから私はその場で私が正しいことを言っていることを証明してあげました。
私は「このメッセージ見てよ。DocomoのアプリをダウンロードをしようとこのIconを押したら、このメッセージが表示されるのでしょ。これって、日本じゃダウンロードできないと言ってるよね。」と店員さんに説明したのですが、イマイチ理解してくれないのですよ。
自分の間違いを認めたくないので、わざと理解していないフリをしていたのか、その英語を理解できなかったのかは判りませんが、店員さんはあくまでも私の設定ミスではないかと言い続けたので、少々面倒くさい作業でしたが、私が言っていることが正しいことを目の前で証明してあげました。
私の滋賀銀行のデビッドカードにはVISAがついていますので、私はApple IDのクレジットカード登録をアメリカのCITIBANK発行のクレジットカードから滋賀銀行のデビッドカードにその場で変更しました。
日本で発行されたVISAカードならDocomoのアプリがダウンロード出来ることを店員に見せました。
「ほうらね、あの英語のメッセージの通りでしょ。ドコモのiPhoneは日本で発行したクレジットカードを登録しないとダメでしょ!」っと言ったら、それでも自分の間違いは認めず、要領の得ない回答ばかりするのです。
私は滋賀銀行のVISAのデビッドカードがあるので全ての設定ができますが、嫁さんは日本のクレジットカードやデビッドカードを一枚も持っていないので嫁さんのiPhoneがマトモに機能しないのです。
それに私としてもクレジットカードの代りにポイントの付かないデビッドカードを使うのは損だし...
SoftbankやauでiPhoneを買えばこんなことはないと思いましたので、年末に購入したiPhoneの契約をキャンセルしようと思ったのですが、それは非常に面倒くさい手続きが必要な上に結構なお金を損してしまうことになるのです。
しかしその店員さんは日本のクレジットカードの問題は簡単に解決できると説明してくれました。
DocomoのiPhoneを購入するとdカードというVISAのクレジットカードを申請できるのです。
そのdカードを携帯電話の支払いに登録するとポイントも貯まるので一石二鳥だと言うのです。
なーんだ、そういうことだったのか。
早い話がDocomoのiPhoneとDocomoのdカードというクレジットカードがセットになっているようなものだったんだ!
Docomoもそうすることでクレジットカードを利用する客を増やそうとしているのだと思います。
「それを早く言ってよ!」と店員さんに言ったら、「お客様はもうこれ以上クレジットカードを増やしたくないと言われました。」と言われてしまいました。
確かにその通りでした。
申し訳ない。
ところが...
数日後にDocomoのクレジットカード会社から私が審査に落ちたのでクレジットカードを発行してもらないというEメールが来ました。
日本では”無職”の者にクレジットカードを持つ資格は与えられないのでしょうか?
その話を友人にしたら、楽天のクレジットカードなら簡単に作ってもらえるとアドバイスしてくれました。
その友人の息子が大学生の頃に自分で楽天に申し込んでクレジットカードを貰ったので絶対に大丈夫だと言うのです。
収入のない学生でも楽天ならクレジットカードを発行してもらえたと太鼓判を押すので早速私は楽天のクレジットカードに申し込みました。
そしたら見事に審査で落ちたのです。
なんでやねん!
こうなったら滋賀銀行にクレジットカードを発行してもらうしかないと思いました。
嫁さんも滋賀銀行に預金があり、合計すれば一千数百万円になります。
ところが...滋賀銀行では無職のオッサンにはクレジットカードの申請さえも受け付けてくれなかったのです。
近々アメリカのCITIBANKの口座を解約して、日本円に換算すれば約1000万円を滋賀銀行に振り込む積りなので、合計2000万円以上の預金になると話したのですが、それでも無職の者はクレジットカードの申請ができないと冷たく言われてしまいました。
そうかぁ...やっぱり日本では無職の者はゴミ扱いになるのかぁ...
日本企業に勤めていた頃、従弟が滋賀銀行に就職し、滋賀銀行のクレジットカードを作って欲しいと我が家に頼みに来たことがありました。
私
も嫁さんも従弟の成績になればいいと思って余計なクレジットカードを作ってあげて、使わないクレジットカードの高い年会費を毎年支払ってあげていたのですが...
あーあぁ、DocomoでiPhoneさえ買わなかったらこんなことにはならなかったのに...
しかし日本で無職の者がクレジットカードが絶対に作れないというわけではないのです。
アメリカで長年暮らしていた者にはFICO SCOREを持っているからです。
FICO SCOREというのはアメリカで生活する上での社会での経済的な信頼度の点数です。
収入や電気代やガス代の支払いが遅れたり、借金をしているかどうかなど、社会人としての成績表です。
この点数はアメリカで生活していく上で非常に重要な数字です。
家や車などの高額な買い物をする時のローンの利息率にも影響する大切な点数です。
FICO SCOREが悪ければ車のローンも出来なかったり、アパートや借家も借りられないケースがあります。
満点で900点です。
私には借金もUtility Bill(公共料金)の遅れも一切ないので、 いつも850点辺りに位置しています。
つまりアメリカでは私は優等生でした。
私はシカゴに駐在している東京の某メガバンクの駐在員さんに日本に帰国後の日本のクレジットカードの取得について色々とアドバイスを貰ってました。
銀行系のクレジットカードはそれぞれの銀行の審査基準がありますので一概に言えないらしいですが、その知人の銀行ではアメリカで発行されたクレジットカードを解約しない限り、アメリカのFICO SCOREが有効なので、その実績で問題なく日本のクレジットカードを発行してもらえるということでした。
あの時は日本のクレジットカードのことなんて何の興味もなかったので、そんな話を長々とする彼をじっと我慢して頷いていました。
まさかあの時の話が今になって役に立つとは...
結局私はシカゴ在住のその知人に連絡を取り、東京の某メガバンクでクレジットカードを発行してもらうことにしました。
今週末か来週早々にカードが届く予定です。
シカゴやNYなどのアメリカの大都市に支店があるようなグローバルに活躍している東京のメガバンクやAMEXなどはアメリカのFICO SCOREを考慮してくれる銀行が多いらしいですね。
銀行に2000万円以上の預金があっても無職の者にはその銀行が発行するクレジットカードの申請も出来ないのは日本だけではないでしょうか。
わけがわかりません。
楽天のクレジットカードもそうなのですが、多分日本はハッキリとした職業を持たない人を信用しないのでしょう。
公務員とか会社員、収入の無い学生であってもハッキリとした職業を持つ者であれば問題なくクレジットカードを発行してもらえるのでしょう。
約二週間前まで米国の大手企業のエンジニアだった私の去年の収入は15万ドルを超えていますので、$1を103円として換算すると約1550万円以上の年収です。
そしてシカゴの会社を辞めて日本に帰国した途端に無収入の学生でも貰えるクレジットカードの審査に落ちるのです。
結構ショックでしたよ。
ところがです...
意外なところでクレジットカードが作れることが判ったのですよ!
人は一番身近にあるものには中々気付かないものですね。
To be continued …
まさか...この俺が...日本のクレジットカードの審査に落ちるとは...
生まれて初めてのことでした。
日本では還暦を迎えたオッサンがクレジットカードを申し込む時に申し込み用紙の職業欄に無職と書いて申請したらどのクレジットカード会社からもお断りの手紙が届くのです。
日本では還暦を迎えた無職のオッサンはゴミ扱いなんです。
私はアメリカのCITIBAK発行のクレジットカード3枚とAMEXのゴールドを持っているので、日本のクレジットカードなんかを取得する必要はないと思っていたのですが、それは大間違いだったのです!
アメリカ発行のクレジットカードを日本で使用すると円からドルに換算費用がかかってしまうのですが、その費用がかからないクレジットカードを持っていますので、日本のクレジットカードを取得する必要があるとは夢にも思いませんでした。
以前の日記に書きましたが、私は日本に帰国してNTTのDocomoでiPhone 12を買いました。
嫁さんは去年アメリカで買ったiPhoneにDocomoのSIMを入れました。
つまり嫁さんと私のiPhoneは日本のDocomo版になったのです。
そしたらDocomo版の我々のiPhoneはマトモに機能しなくなったのです。
と言うのはApple IDに登録されているクレジットカードが日本で発行されたものでないとDocomoのアプリがダウンロードできないようになっているのです。
DocomoのアプリがiPhoneで使えなければ全ての設定(利用明細照会やEメールアドレスの設定など全て)が出来ないのです。
そんな馬鹿なことがあるのか?
アメリカのクレジットカードでDocomoのアプリがダウンロード出来る方法がないのか?
Docomo店の店員さんは「それはお客様のApple IDの設定ミスだと思います。」と平然と真っ赤な嘘を言うのです。
全く話になりませんでした。
だから私はその場で私が正しいことを言っていることを証明してあげました。
私は「このメッセージ見てよ。DocomoのアプリをダウンロードをしようとこのIconを押したら、このメッセージが表示されるのでしょ。これって、日本じゃダウンロードできないと言ってるよね。」と店員さんに説明したのですが、イマイチ理解してくれないのですよ。
自分の間違いを認めたくないので、わざと理解していないフリをしていたのか、その英語を理解できなかったのかは判りませんが、店員さんはあくまでも私の設定ミスではないかと言い続けたので、少々面倒くさい作業でしたが、私が言っていることが正しいことを目の前で証明してあげました。
私の滋賀銀行のデビッドカードにはVISAがついていますので、私はApple IDのクレジットカード登録をアメリカのCITIBANK発行のクレジットカードから滋賀銀行のデビッドカードにその場で変更しました。
日本で発行されたVISAカードならDocomoのアプリがダウンロード出来ることを店員に見せました。
「ほうらね、あの英語のメッセージの通りでしょ。ドコモのiPhoneは日本で発行したクレジットカードを登録しないとダメでしょ!」っと言ったら、それでも自分の間違いは認めず、要領の得ない回答ばかりするのです。
私は滋賀銀行のVISAのデビッドカードがあるので全ての設定ができますが、嫁さんは日本のクレジットカードやデビッドカードを一枚も持っていないので嫁さんのiPhoneがマトモに機能しないのです。
それに私としてもクレジットカードの代りにポイントの付かないデビッドカードを使うのは損だし...
SoftbankやauでiPhoneを買えばこんなことはないと思いましたので、年末に購入したiPhoneの契約をキャンセルしようと思ったのですが、それは非常に面倒くさい手続きが必要な上に結構なお金を損してしまうことになるのです。
しかしその店員さんは日本のクレジットカードの問題は簡単に解決できると説明してくれました。
DocomoのiPhoneを購入するとdカードというVISAのクレジットカードを申請できるのです。
そのdカードを携帯電話の支払いに登録するとポイントも貯まるので一石二鳥だと言うのです。
なーんだ、そういうことだったのか。
早い話がDocomoのiPhoneとDocomoのdカードというクレジットカードがセットになっているようなものだったんだ!
Docomoもそうすることでクレジットカードを利用する客を増やそうとしているのだと思います。
「それを早く言ってよ!」と店員さんに言ったら、「お客様はもうこれ以上クレジットカードを増やしたくないと言われました。」と言われてしまいました。
確かにその通りでした。
申し訳ない。
ところが...
数日後にDocomoのクレジットカード会社から私が審査に落ちたのでクレジットカードを発行してもらないというEメールが来ました。
日本では”無職”の者にクレジットカードを持つ資格は与えられないのでしょうか?
その話を友人にしたら、楽天のクレジットカードなら簡単に作ってもらえるとアドバイスしてくれました。
その友人の息子が大学生の頃に自分で楽天に申し込んでクレジットカードを貰ったので絶対に大丈夫だと言うのです。
収入のない学生でも楽天ならクレジットカードを発行してもらえたと太鼓判を押すので早速私は楽天のクレジットカードに申し込みました。
そしたら見事に審査で落ちたのです。
なんでやねん!
こうなったら滋賀銀行にクレジットカードを発行してもらうしかないと思いました。
嫁さんも滋賀銀行に預金があり、合計すれば一千数百万円になります。
ところが...滋賀銀行では無職のオッサンにはクレジットカードの申請さえも受け付けてくれなかったのです。
近々アメリカのCITIBANKの口座を解約して、日本円に換算すれば約1000万円を滋賀銀行に振り込む積りなので、合計2000万円以上の預金になると話したのですが、それでも無職の者はクレジットカードの申請ができないと冷たく言われてしまいました。
そうかぁ...やっぱり日本では無職の者はゴミ扱いになるのかぁ...
日本企業に勤めていた頃、従弟が滋賀銀行に就職し、滋賀銀行のクレジットカードを作って欲しいと我が家に頼みに来たことがありました。
私
も嫁さんも従弟の成績になればいいと思って余計なクレジットカードを作ってあげて、使わないクレジットカードの高い年会費を毎年支払ってあげていたのですが...
あーあぁ、DocomoでiPhoneさえ買わなかったらこんなことにはならなかったのに...
しかし日本で無職の者がクレジットカードが絶対に作れないというわけではないのです。
アメリカで長年暮らしていた者にはFICO SCOREを持っているからです。
FICO SCOREというのはアメリカで生活する上での社会での経済的な信頼度の点数です。
収入や電気代やガス代の支払いが遅れたり、借金をしているかどうかなど、社会人としての成績表です。
この点数はアメリカで生活していく上で非常に重要な数字です。
家や車などの高額な買い物をする時のローンの利息率にも影響する大切な点数です。
FICO SCOREが悪ければ車のローンも出来なかったり、アパートや借家も借りられないケースがあります。
満点で900点です。
私には借金もUtility Bill(公共料金)の遅れも一切ないので、 いつも850点辺りに位置しています。
つまりアメリカでは私は優等生でした。
私はシカゴに駐在している東京の某メガバンクの駐在員さんに日本に帰国後の日本のクレジットカードの取得について色々とアドバイスを貰ってました。
銀行系のクレジットカードはそれぞれの銀行の審査基準がありますので一概に言えないらしいですが、その知人の銀行ではアメリカで発行されたクレジットカードを解約しない限り、アメリカのFICO SCOREが有効なので、その実績で問題なく日本のクレジットカードを発行してもらえるということでした。
あの時は日本のクレジットカードのことなんて何の興味もなかったので、そんな話を長々とする彼をじっと我慢して頷いていました。
まさかあの時の話が今になって役に立つとは...
結局私はシカゴ在住のその知人に連絡を取り、東京の某メガバンクでクレジットカードを発行してもらうことにしました。
今週末か来週早々にカードが届く予定です。
シカゴやNYなどのアメリカの大都市に支店があるようなグローバルに活躍している東京のメガバンクやAMEXなどはアメリカのFICO SCOREを考慮してくれる銀行が多いらしいですね。
銀行に2000万円以上の預金があっても無職の者にはその銀行が発行するクレジットカードの申請も出来ないのは日本だけではないでしょうか。
わけがわかりません。
楽天のクレジットカードもそうなのですが、多分日本はハッキリとした職業を持たない人を信用しないのでしょう。
公務員とか会社員、収入の無い学生であってもハッキリとした職業を持つ者であれば問題なくクレジットカードを発行してもらえるのでしょう。
約二週間前まで米国の大手企業のエンジニアだった私の去年の収入は15万ドルを超えていますので、$1を103円として換算すると約1550万円以上の年収です。
そしてシカゴの会社を辞めて日本に帰国した途端に無収入の学生でも貰えるクレジットカードの審査に落ちるのです。
結構ショックでしたよ。
ところがです...
意外なところでクレジットカードが作れることが判ったのですよ!
人は一番身近にあるものには中々気付かないものですね。
To be continued …